2007年12月20日

平成19年9月第3回定例会議事録より

 平成19年9月に行われた周南市議会の定例会で徳山青果の一連の不祥事についての調査結果と質疑応答が「行政報告 周南市地方卸売市場に係る立入検査の実施結果について(経済部長報告、質疑)」という形で行われ、議事録が同市ホームページで公開された。議事録の形式が見づらいのでその部分を抜粋した。かなり長いがごらん頂きたい。行政の体質が解かると思う。管理人の感想についてはまた後日。

(以下議事録より)

○議長(古谷幸男議員) 日程第3、行政報告を議題といたします。
 周南市地方卸売市場に係る立入検査の実施結果について報告があります。
   〔経済部長、青木龍一君登壇〕
◎経済部長(青木龍一君) おはようございます。それでは、周南市地方卸売市場に係る検査の実施結果について行政報告をいたします。
 このたびの検査は、市場における取引の実態その他について調査するため、周南市と山口県による合同で市場の卸売業者である徳山青果株式会社に立入検査等を実施いたしたもので、9月5日、その検査結果を徳山青果株式会社に通知いたしたものでございます。それでは、検査結果の内容を配付いたしました資料に沿って御説明いたします。
 まず、検査実施の概要についてでございますが、今回の検査は、そこにもございますように、周南市といたしましては、周南市地方卸売市場条例第58条第1項、県としては、卸売市場法第66条第1項の規定を根拠といたしまして、業務実態についての確認を行うことを目的に特別検査を実施したものでございます。検査の実施期間としては、本年4月中旬以降8月上旬まで実施してきたところですが、特に帳票類についての改ざんの有無の確認に関しましては、7月25日から27日の3日間、周南市と県との合同で延べ52人の職員を投入いたしまして、集中的な照合確認検査を実施してまいりました。
 次に、主な検査の内容についてでありますが、平成16年度から18年度の直近の3年間を調査期間として検査を実施いたしました。実施した検査の主な内容は3点ございます。まず、1点目が、業務検査として、改ざんの有無、いわゆる送り状や販売原票、仕切り書原票等、手書きで作成された帳票類の数値が、電算帳票に入力される際、あるいは荷主、買い受け人等に通知される際、書きかえが行われているような実態はないか等について入念に帳票類の照合確認調査を実施いたしました。さらに、業務検査として、相対・競り取引の結果である販売金額と荷主等に通知されている仕切り金額との差である差損益金を生じている取引の有無についても確認を行ってまいりました。この差損益金の確認を行った件数は、3年間の合計として約1万4,600件の調査を実施しております。この結果、販売原票や仕切り書原票等の伝票に記載された数値が、取引の途中段階で書きかえられるといった改ざんの事実は確認されなかったところです。しかしながら、出荷者に対する帳票類を確認した結果、相対・競り取引の約半数において、取引に先んじて荷主と卸売業者との間で値決めを行った金額が仕切り金額とされ、最終的な相対・競り取引の結果である売買仕切り書や仕切り金が荷主側に送付されていないという取引が行われている実態が確認されました。このような最終的な相対・競り取引の結果が荷主側に届いていないことに伴って、販売金額と仕切り金額とに差異が生じているものでございます。このことによって、卸売をした翌日までに販売金額に基づく売買仕切り書等を荷主に送付するようにと規定している市条例第44条に抵触していることが判明いたしました。このことについては、後ほど申し上げますように、売買仕切り書等の送付システムの改善、委託から買い付けへの移行等を実施をいたしました。
 2点目に実施した検査は、財務検査として、徳山青果株式会社の経営の健全性を確保するとの視点から、決算書及びそれに関連する帳票類等をもとにどういう経営状況にあるかの確認を行ったところです。その結果、徳山青果株式会社の経営状況は必ずしも良好な状況になく、先ほどの業務検査の結果明らかとなった差損益金の存在、特に年間のトータルではかなりの差損が生じていると推測される実態、すなわち、市の条例施行規則に定める率に見合う手数料が確保できていない実態のあることがわかり、経営圧迫の一要因となっていることが判明したところです。さらに、出荷奨励金という出荷を促すための支出金がございますが、これについても事前の社内協議や稟議等が行われておらず、また、市長への事前の承認手続もないまま、最高の交付率による安易な支出が繰り返されている実態も明らかとなりましたが、これも経営状況に大きな影響を与えているものと分析しております。
 3点目に実施した検査は、条例等の遵守状況の確認であります。市場のルールを定めた市条例や施行規則等に照らしまして、不備事項がないかについて、今回いま一度確認したものであり、そこに掲げているような項目での検査の結果、競り人登録・取り消し及び知事への届け出等の不備、市場施設を転貸していた実態、転送に係る市長報告の不備、卸売予定数量等の市長報告の未実施、使用人の市長への届け出の未実施等の事実が明らかとなったところであります。
 こうした検査の結果を踏まえて、このたび徳山青果株式会社に通知した検査書におきましては、配付資料の3、検査書での指摘事項(要約)に掲げておりますような指摘を行ったところであります。まず、総評といたしましては、周南流通圏の拠点市場にあって、青果物供給という社会的に大きな責任を担っているとの強い自覚を持って業務に臨むこと、市場取引における公平性・透明性等を確保しつつ、コンプライアンスを重視する姿勢を打ち出し、社会的な信頼性の回復を図ることを指摘したところです。
 次に、主要な指摘事項としては、そこにありますとおり、売買仕切り書及び仕切り金の送付等の適正化についてを初め、5点の指摘を行っております。特に、差損益金が発生している取引実態に関しては、丸1に指摘しているとおり、事務処理システムの改善を図るとともに、必要があれば受託契約約款の見直しを図ることや、取引実態に合わせて買いつけ取引に移行すること、また、こうした見直しを各出荷者に通知するとともに、過去の取引内容を十分に説明するなど、誠実に対応するよう指導したところです。また、指摘事項の丸2から丸5においては、市条例等に抵触している事項の是正とともに、経営の健全化に向けても本腰で取り組むよう指摘を行っております。さらに、その他の指摘事項としては、市長への報告など、条例や施行規則に照らした不備事項の訂正について3点の指摘をいたしました。最後のページの上段には、市場における今回の調査の中心となった照合帳票類の流れを、下段には、徳山青果株式会社の取引の実態を図表としたものを添付しておりますので御参照ください。以上が、今回の特別検査に係る結果の概要であります。
 なお、このたび検査書の通知にあわせて、これらの指摘事項に対しては、今後2カ月以内に事実確認、発生原因の分析及び改善・対応策について報告を求める文書通知も行っております。
 徳山青果株式会社におかれては、周南市卸売市場の唯一の卸売業者として、市民への青果物の供給を担っている社会的責務を再認識され、役職員一丸となって、公正で透明性の高い卸売会社としての社会的信用の回復と経営改善に取り組んでいただきたいと存じます。当市といたしましても、開設者として、青果物の安定供給、また市場の適正化の観点から、その改善に際し、適宜、適切な指導、支援を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。以上で、今回の検査の概要の説明を終わらせていただきます。
 
○議長(古谷幸男議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

◆1番(中村富美子議員) 今の報告ですが、2ページのところでお聞きしたいんですけれども、(3)のところで、条例等の遵守状況ということで5点ほど書かれてます。この中で、市長の方へ報告をしなきゃいけないことが未実施になっていたということがありますけれど、これで見ますと、市の方はこういうことを知っておきながらこれを放置していたというふうに私は理解するんですが、そうだったんでしょうか。全く知らなかったということなのか、それとも、知っていながらこれを放置していたということになるのか、そのあたりをお聞かせ願えますか。

◎経済部長(青木龍一君) お答えいたします。今お尋ねの条例等の遵守状況でございますけれども、ここに掲げておりますような届け出の、あるいは報告の未実施ということにつきましては、当然、市場開設者として知り得るべきことであるというふうに認識しております。それを市としても放置してきたという実態があるというふうに基本的には認識しております。

◆1番(中村富美子議員) そうしますと、知っておきながら放置していたというのは、これは市にとても大きな責任があるというふうに思うんです。これは直近の3年間のことを調査されたということですけれども、こういう実態はその前からもずっとあったということでしょうか。知っておきながらそれを放置しておくというのは非常に問題があると思うんですが、部内ではそういうことにはだれも、職員一人としてこの問題を議論するというか、問題にするというような、そういう動きはなかったのでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) 私どもが今回3年間の検査をした段階でこのことが判明いたしました。そのことにつきましては、今議員おっしゃったように、当然知り得るべきことであったというふうに思います。日々の業務の中で知り得るべきことであったというふうに思います。そういった議論がなかったかということにつきましては、反省すべき点が多いというふうに思います。今後こういうことがないようにやっていきたいというふうに思いますし、これまでのことにつきましては十分反省をしていかなければいけないというふうに思います。

◎経済部長(青木龍一君) 経営状況につきましては、その経営状況が必ずしも良好でないということの背景といたしましては、やはり基本的には取扱高が、いわゆる市場の産地──産直とか、いろんな要因の中で取扱高が減ってきたというのが基本的な社会的要因としては大きくあるというふうに思います。ただ、それとともに今回、私ども3年間の、実は限られた期間で限られた人数でやっておりますので、すべてではございません。その中で、ただ、先ほど申し上げましたように、取引実態が明らかになって、これは推計でございますけれども、やはり条例あるいは施行規則にきちんとのっとったやり方をすれば、得られたであろう手数料が得られていないという実態が推測されますので、この辺もやはりコンプライアンスに基づいた、きちっとしたやり方をやることが市場の信頼性の回復とともに経営の改善にもやはりつながっていくんではないかというふうに基本的に思っておりますので、その辺でもって、今後はそういった法令遵守、公正な取引あるいは経営の健全というこの3つの柱を肝に銘じて、経営改善、市場の運営に取り組んでいただきたいし、市としても、適宜、適切な指導をしていかなければいけないというふうに思っているところでございます。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆4番(伴凱友議員) 内容がどうも少しつかみ切らないところがあるんですが、仕切り価格という問題ですね。この仕切り価格というものは、本来売った金額というものによって納入業者にお金を払うのが原則なはずなんですが、これですと、最後に事前仕切りという形で書いてありますけれども、こういうことは契約内容だとか法律的な問題でそれはおかしいんではないんですか、これ、許されてることなんでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) 競りに先立ちまして、仕切り金額をあらかじめ前仕切りという形で定めるやり方自体は、条例にも定めがございますので適法でございます。ただし、それをそのままにしておいて、競りがあった後に、仕切り書並びに仕切り金額を送付しないということは条例の44条に抵触するので、それをすることによって、精算することによって差損益は生じないということになりますので、その44条に基づく仕切り書、それから仕切り金の送付を行っていないということは条例に違反しているということでございます。

◆4番(伴凱友議員) そうすると、これ非常に重大なことだと思うんですよ。これですと、市条例44条に抵触するというのを、送付しなかったことを44条に抵触すると言われているんですけど、そうじゃなくて、送付しなかったことによって金額がごまかされているということになるんじゃないですか。それが許されたことが問題なわけでしょ、送付しなかったことが問題じゃなくて。確かに最後に書いてあるように、これは買い付けにきちっとすれば、それは解決すると思うんですよ。それはしかし契約には反した状況になると思うんで、今までのこの金額のごまかしというのは黙って見過ごせる問題じゃないと思いますが、これは市はタッチしないということでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) 送付しなかったのが抵触いたしますけども、送付することによって当然精算がされるということになりますので、しなかったことがやはり一番の問題であるというふうに思います。
 それと、これまでのことにつきましては、今回の検査におきましては、先ほども申し上げましたように、お互いが十分に話し合った上で誠意を持って対応していただきたいということで私どもとしてはお願いしております。

◆4番(伴凱友議員) ですから、その仕切り書を送付しなかったということは、これは意図的なもんですよね。そういうふうに考えられますよ、それは何年間も置いておってそのままにしていたと。つまり、仕切り価格を正常に──紙の上で報告しなかったんじゃないんですよ。それによって手数料とか何とかが全部ごまかしてきたということですから、一種の犯罪的じゃないんですか。犯罪になるかどうかは知りませんけれども、それが一番問題であって、過去のそれをどうするのか、そんなインチキをやらせとったのに、どういう指導をするんですか、指導するといって。この面は買い付けに改めてしまえば、それはこの問題今後はいいでしょう。でも、今までそういう扱いをしてきたという実績は許されることじゃないと思うんですが、どう考えられますか。

◎経済部長(青木龍一君) 私どももこういった実態調査をいたしまして判明したわけでございますけども、これが一定の商慣習として成り立っていたという事実をつかんだわけでございます。ただ、そういった商慣習は改めていただきたいということが1点。
 それと、ただ、これまでのそういった商慣習というのが、やはり委託した相手方との過去の経緯、交渉等によってどういった形でそれぞれ成り立っていたのかと、いろんな事情があるというふうに今推測はされますけども、それは私どもでは把握できませんので、お互いが十分に話し合った上で誠意を持って対応していただきたいという指導をしておりまして、そのことも含めまして、今後2カ月後に改善の計画書と経過と結果というものを出していただきたいというふうな通知をあわせてやったところでございます。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆6番(高松勇雄議員) 徳山青果市場をインターネットで検索しますと、内部告発ブログというのが出てくるんですよ。その中には、これの報告書とはちょっと違った内容が書かれてるんですが、というのは、競りをした場合に、例えば450円で落ちた、落札した競り値を、仕切り書には400円て書いて出すと。ですから、出荷者には400円で落ちたということにして、売り上げの方は450円で出すと。だから、ダブルでごまかすという部分が出ているわけなんですよね。そうすると、帳票類の改ざんにはそれは出てこないわけですね、その場で書いているわけですから。今回の場合、帳票類等の検査をされたということなんですが、それはもと市場に勤めていた人の内部告発という形で出ているんですけれども、そういう職員の聞き取り調査であるとか、あと、市場関係者の聞き取り調査というのはされてないんですか。

◎経済部長(青木龍一君) 今回検査いたしましたのは、市場に備えてあります帳票類を調査した、並びに徳山青果株式会社に対して聞き取り等をやったという結果でございます。それでその結果、私どもの検査の範囲では、原票を書き直すとか、あるいは電算システムで改ざんするとかいうことは確認をされませんでした。ただ、さっきも言いましたように、逆に改ざんしておりませんので、販売金額と仕切り金額が違っているという実態が明らかに、目に──改ざんしておりませんので、きちっとわかるという形になってるわけでございます。

◆23番(形岡瑛議員) 大きく2点伺いますが、まず第1点ですけど、今お話伺って腑に落ちないのは、仕切り金額と競り金額、事前仕切りと競りの差額を徳山青果がこの説明ではもうけてる場合もある、損してる場合もあるんじゃないかという説明だけども、どっちなのか。
 それと、そのことと、正規の市条例、施行規則定める率だけの手数料が取られていないことが経営圧迫の一因だと。それと、手数料は正規のを取らないかわりに、事前仕切りとの差額をそのままにしてるという、そういう関係があるのかなということがちょっと報告聞いておって疑問に思えたんですね。そうすると、手数料というものと、それから事前仕切り、それから競り落としの細工というものとの関係というのがどういう仕組みになっておるのか、説明がいただけますか。

◎経済部長(青木龍一君) お答えいたします。1点目でございますけれども、私どもが調べた、今回検査した中におきましては、当然、特定の日にちにおいては、トータルで差損が生じている日もあれば、差益が生じている日もあるというふうに思いますし、特定の方においてもそういったことが伺われると思います。ただ、これは先ほども言いましたけども、推計ですけれども、トータルとしては差損が生じているのではないかというふうに推測されます。というのが、1年間の取扱高というのはこれはきちっと出ております。この1年間の取扱高、当然、果物も野菜もございますし、率が若干違うんですけれども、それぞれの取扱高も出ております。その取扱高に当然施行規則で定められております委託料の率を乗じて計算しました額と、本来あるべき、取るべき委託料の額と、実際に歳入されている委託料の額を比較いたしますと、マイナスになっていると。取っていないというか、本来なら取れば経営が少しでも楽になっているところが、取られてないためにという意味で差損が生じているんではないかというふうに推測をしているということでございます。

◆23番(形岡瑛議員) 手数料を含めて精算したら差損になっているんじゃないかという答弁ですね。そうではなくて、私が気にしているのは、事前仕切りと競り落としの値段の差益で、正規の手数料を取らないことをカバーしてるような構造があるやなしやということなんですよ。その点は確認はないんですか。

◎経済部長(青木龍一君) お答えします。そういったことはございません。いわゆるあらかじめ定めた仕切り金額でもって手数料が取られていると。したがいまして、増し仕切りの場合は多くなりますし、減仕切りの場合は少なくなるということになるというふうに思います。

◆23番(形岡瑛議員) 必ずしも差益を生じて手数料を補てんするものでも、している結果になってないと。そしたら、なぜ正規の手数料が取られないのか。これは指摘はいいんですけども、あそこに施設を開設して、多額な巨費を投じて、市費を、国費も入ってます。そして、市場に経営をさせて、正規の手数料が取られてないことについて、取られていないという指摘だけで済むんですか、開設者は。なぜ正規の手数料が取られていないのか、そこをメスを入れないと、ただ取りなさいよといったって、どうするんですかということになると、経営改善には至らないですね。そこら辺の分析はされているんでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) 私どもが一番に考えましたのは、やはり経営の安定ということもさることながら、それに結びつくためにはコンプライアンスと、法令遵守の中でそういう経営の安定を図らなきゃいけないというふうに考えたところでございまして、そういったものをベースに経営の改善を図る方策を考えなきゃいけないというふうに思っております。そうした中で、今おっしゃったように、そういった実態があるということを分析、解決しないと、それにつながらないんじゃないかという御指摘もおっしゃるとおりだというふうに思います。やはり出荷者との関係で、荷を集荷するという、やはり徳山青果さんとしても目的があると思います。一定量の集荷をするということが大変大切なことであるという中で、こういったことも生じてきたという社会的背景があるというふうに思います。ただ、そういう背景はありながらも、やはりきちっとすることでそういったことも達成していくということも他場ではされておる例もあるというふうに聞いておりますし、やはりきちんとした形の中で集荷をしていく。それは買い付けに移行するということも含めて、適法なやり方で、適正なやり方で一定量の集荷を集めていくということをやりながら、やはり法令遵守を守っていただきたいということが大前提でございます。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆5番(炭村信義議員) まず最初に、検査に入られた、なぜ検査に入ったのか、その何かの理由があって入られたんじゃないかなと思います。といいますのは、新聞のコメントなんかでも、30年間ぐらい何も今までなかったというふうに書かれておりまして、あえてここで査察をされたということは何かの情報が入って査察をされたんだろうと思いますので、その辺の情報をまず1点。
 それと、今青木部長一生懸命答えておられますが、青木部長もこの4月になられたんで、7月だったか、なられたんで大変だろうと思いますが、それ以前の部長さんあるいは以前の市長さん、これなぜ市の方に報告がなかったのか、なかったのをあえて黙っておったのか、その辺の調査はきちんとされたのかどうか、これが2点目。
 3点目として、これは市から、市の職員さんかだれかが出向でそこに行っておられるんじゃないか、あるいは、それを担当しておられる人がいらっしゃるんじゃないかと私は思ってますが、その辺がいらっしゃるのかどうか。それで、いらっしゃるんであれば、その人は何のために行ってるのか、その点を、差し向き3点をお伺いしたいと。

◎経済部長(青木龍一君) 今回私どもが行いました検査につきましては、ことしの3月から4月にかけまして、市及び山口県に対しまして情報提供者からの通報があったということ、それから、それを受けまして、7月において新聞報道がなされたこと等によりましてこの検査を実施したということでございます。
 それから、2点目の前市長や前部長からのそういった情報といいますか、そういったことがあったのかということについては、私は承知しておりません。
 それから、3点目につきましては、現在、卸売市場には2名の職員が勤務、配置をされておりまして、市場の維持管理、それから市場運営についての、今申し上げました、条例に基づく市場の管理運営といったような業務を2名でもってやっているという実態でございます。

◆5番(炭村信義議員) 市の方からも出向されておると言いながら、過去競り人の登録とかいうのも、取り消しになった変更届けとか全然出てないということは、そういうことは、どういいますか、わからなかったというよりは、わかってそれを指摘しなかったというのが私は正しいんじゃないかという推測をします。それで今までずっと放置をしておいて、今あんた方が悪いよと言われたら、それは業者の人が悪いよと言ったら、それは私は行政にも責任があると思いますよ。そうして、行政というのは公がやるんですから、そういうコンプライアンスというのをきちんと守ってもらえるだろうというふうに市民はそれを負託をしておるわけですから、それを知っておきながら今まで何もしなかったと。いろいろ指導したけど聞いてもらえなかったというんであれば別ですが、その辺はきちんと指導はされて、なお今回までこういう形で出さなきゃ言うことを聞いてもらえなかったということなのか、それとも、全然そういう指導というのは、市として文書で指導勧告をしたことがない、あるいは内部的な指導をしたことはないということなのか、過去にあったということなのか、その辺どうなんでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) お答えいたします。条例を遵守することは、当然、今検査報告にもありますように、卸売業者としてすべき条例の遵守というのは当然していただくということでございますけども、議員おっしゃったように、それをしていただくために市としても条例を守っていただくようにこちらからもそういったアクションを起こすというか、そういったことをやっていくということは当然のことだと思います。そういったことがされていなかった、あるいはされたにしてもそれが実現していないということは、やはり市としての責任は果たしてなかったというふうに言わざるを得ないというふうに私も思います。過去においてそういったことが、具体的にどういった形でその条例についての届け出等をやっていただくようにこちらから投げかけたかというようなことについては、申しわけありません、今ちょっと手元に資料ございませんので、承知しておりません。

◆5番(炭村信義議員) 最後にしますが、そういうものも当然ここで行政報告をされるんであれば、過去どうだったかというのはきちんと資料をそろえて、その辺の調査、あるいは過去担当された部長さんあるいは担当の課長さん、そういう方にもやっぱり歴史というものはきちんと調べられて報告をされないと、こういう問題が起こっても市民にはなかなか明らかにならないんです。その辺の調査というのはしっかりやっていただきたいというふうに思いますし、また、どういいますか、過去そういうものを勧告したことがあるか──勧告じゃないにしても、何か指導で言葉であっても、文書であっても、あるかないかというのはきちんと調べて再度報告をしていただけるのかどうかというのが1点。
 それと、どういいますか、これ、市のやるべき仕事がきちんとなされてなかった、それで、このことが、どういいますか、よくわからないというんじゃなくして、これは完全に本来やるべき行政としての仕事が全部できてなかったと思うんですが、その辺のきちんとしたチェック。それであえて今回この問題が起こったのも、外部からの情報提供あるいはマスコミさんの報道、これによってようやく動き始めたというのは、全く行政として市が──公設ですから市がつくって、委託をしております業者さんへのチェックというのは全くきいてなかったということになるんですが、その辺はどうなんでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) 行政としてどういうような条例遵守に向けての取り組みをしたかという実態につきましては、きょうは検査の報告ということでございましたけども、その辺は明らかにいたしまして、どういう形になるかしれませんが、報告をさせていただきたいと思います。
 それから、2点目につきましては、これは私も推測の域を出ないんですが、先ほども申し上げましたように、こういった商慣習といったようなものが、やはり委託した相手方との過去の経緯とか交渉内容等によっていろんな事情があるというふうに推測をし、そうした中でこうした実態が商慣習として定着していることを、それを見過ごしてきたということはやはり行政としても責任の一端はあるというふうに思いますので、今後その辺は、私どもとしてはこれまでのような形ではなくて、もう少し──もう少しというか、きちんと関与するような形で指導、それから指導することが卸売業者さんの支援にもなるというふうに思いますので、指導、それから支援を強化していきたいというふうに思っております。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆3番(長谷川和美議員) 2点ほどお伺いをいたします。まず、第1点、今市の責任を非常におっしゃいました。確かに責任はあると。その中の差損益金なんですが、先ほどの説明では1万4,600件認められると。そういった中で、これのトータル金額も上がってない、過去30年間でどうなのかというとこ、そういった全体像がつかめてない中での責任の分担をすると市はおっしゃってますが、この差損益金が一体どこがしわ寄せでどこに負担がかかっていたのか。つまり損をしたのはだれなのか、出荷者ではないのか。それでもって結局はその辺のところの実態がはっきりしない中での市の責任が、報告とあわせて勧告とという形だけでこれでおさまるものなのかどうか。このために周南市地方卸売市場に対しての出荷者の減少、つまり出荷内容が非常にだんだんと荒くなるというか、余り出荷されなくなる、そういった現実もあるのではないかと思うんですが、その辺のとこ、金額的につかんでいかれる気持ちがあるのか。また、それに対して、出荷者に対して何か市として方向性を出されるのか。そして、今後そういった部分の青果市場に対しての、内容的に今多分、私も正確な数字はつかんでないんです、かなり荷受けが減少してるんではないか。そういった信用がないとこには出さないと、出荷者は。そういうことを市としてどう取り組むのか。そのことをまずお伺いしたいと思います。
 それと、あともう一つは、報告を求めるとすると、文書通告をしたと先ほどおっしゃいました。その報告をするということは、つまりその報告されてどうされるんですか。市民に対して、ただ議会報告だけなのか。そして、報告したという内容ですね、どういう形で報告されていく予定なのか、その辺のところを少し具体的に言っていただけないでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) 今回の検査は、先ほど申し上げましたように、特定日あるいは特定期間を設定しての特別検査を行いました。限られた期間で限られた職員数の中でやるということについては、すべての事項を調査するということは甚だ困難であるというふうに思います。ただ、今回の調査でわかりましたことは、やはりこういった実態があるということ、続けられてきたということ、そういったことは明らかになりましたので、こういったことを改めていただきたいということと、過去のことについても誠意を持って対応していただきたいということでございまして、一つ一つのことをここで私どもは明らかにするという考えは今ございません。それはやはり徳山青果さんの方で適正に誠実に対応していただきたいというのが基本的な考えでございます。それから、出荷量の減少ということにつきましては、基本的に出荷者の方あるいは消費者、市民の方のやはり信頼性の回復というのが一つはやはり大きな出荷減少を食いとめるものの一つでもあろうというふうに私は思っております。したがいまして、やはりコンプライアンス、法令遵守をする中できちっとした取引を今後やっていくという真摯な態度こそが出荷者の減少を食いとめる、やはり一つの基本的な方向になるということで私どもは考えております。
 それから、報告につきましては、あと2カ月後に出てきたものを待って、適正にされているかどうかを判断していきたいというふうに思いますし、その辺につきましては、またホームページ等でも公表することも検討してまいりたいというふうに思います。

◆3番(長谷川和美議員) 今の部長のお答えでは、過去について誠意を持って対応していくように指導するというような言い方ですね。徳山青果の問題であると。しかしながら、この責任の一端は市もあると今十分お認めになったではありませんか。その中での責任はただ守りなさいよと勧告するのみで、実際にその辺のところの市としての責任は、金額的には一切知りませんと、徳山青果御自身の問題なのでそちらでやってくださいというふうにも聞こえます。その辺の市の責任とは一体何かというところを明確に示していただくことが必要かというふうに思います。
 その次に、今の信頼性の部分なんですが、法令遵守が信頼性の回復に本当につながる、確かにそれはそうだと思います。しかしながら、それだけで果たして過去30年間の信頼性が取り戻せるのか。ここには一つのやはり市場というか、今の市場のあり方の根本的な抜本的な対策、ここのところをもっと市としてこの周南市のいわゆる胃袋をどうするのか、胃袋に入る物をどうするのか、そういった部分で大きく、今後ただ報告をホームページで出すとかそういう問題ではないんじゃないかと。つまり、その辺のところはもう私も学校給食で大分言いましたけど、地方卸売市場のあり方、仲卸制度もありますし、それがどうなんかという市場のあり方、これが市場管理者としての市の責任をもう少し明確に、報告の中でも方向性はもっとしっかりと取り組むというような姿勢を打ち出していただくところが大事なんじゃないかと思います。それでもって初めて市場の回復が見込める、出荷者もそれならばということになっていくのではないかと思うんですが、その辺改めてもう一度お伺いいたします。ちょっとその辺具体的にといいますか、方向性ですね、ありましたらお願いします。

◎経済部長(青木龍一君) お答えいたします。やはり市の責務としては、市が定めております条例、それから施行規則をきちんと守っていただくよう指導していくということだというふうに思います。個々の事案について、それぞれどういった契約なり約款をしているかということについては、そのことが条例に抵触しない限りは市が踏み込むべきではないと、民民のやはり関係であるというふうに基本的に思っております。市の条例施行規則をきちんと守っていただく、そのために市が指導していくということが市の責務だというふうに思いますので、先ほどの過去のことについても誠実に対応していただくということ以上のことは申し上げることはございません。
 それから、市場のあり方につきましては、大変、先ほども言いましたように厳しい市場を取り巻く環境でございます。抜本的な打開策というのがなかなか見つからないというのが正直なところでございます。ただ、やはり市場が担っている安心な青果物を消費者の方に供給するという社会的役割はまだまだございますので、そういった中で、公設市場のやっぱり存在価値というのはこれからもあるというふうに思っております。そうした中で、もちろん産直とかいうものも大変、いわゆる農山村の振興という面では必要なことだと思いますけれども、そういった中でどういったバランスでとっていくかというのは、やはり市場原理もありますのでなかなか難しゅうございますけれども、あくまで私どもとしては、市場の経営がきちっと成り立つ中で市民の皆さんに安定した青果物を供給していくという役割は果たしていきたいというふうに基本的には思っております。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆16番(友田秀明議員) 何人かの方から質疑が出ておりますけど、2つほどお尋ねします。先ほどからコンプライアンスを遵守していく、法令遵守していくというような発言がありますが、ということは、抵触しておったということなんですよね。それに対するペナルティーとかそういったものは考えてらっしゃるんですか、どうですか、まず1点。

◎経済部長(青木龍一君) 今回検査の結果を徳山青果さんに通知をいたしました。それとあわせて、先ほど申し上げましたように、2カ月以内に改善に向けての計画を出していただくように通知をあわせていたしました。その計画の出るのを待ちまして、その内容によって、そのことが、今回指摘されたことが改善された、あるいは改善される見込みがあるということになれば、当然私どもとしては特段の条例に照らしたような、あるいは山口県が卸売市場法で定めるような改善措置とかいうようなペナルティーはその時点で考えていくようになるというふうに思います。それと、職員につきましては、ちょっと私どもの方で関知することではちょっとないというふうに思いますので、今私の方で答えるものはちょっと持っておりません。

◆16番(友田秀明議員) それと、もう一つ、財務検査の中で、必ずしも、経営状況なんですけど、必ずしも良好な状況にないという、この必ずしも良好な状況にないというのは非常にあいまいな言葉なんです。要は、当然納入業者さんにしても、良好な状況にないようなとこへの信用は当然ないだろうから、そういった出荷も抑えられる可能性もあるだろうし、要はこの言葉ですよね。で、経営改善計画を今から出してくると。どの程度悪いのか、今から経営改善をしていけば、ちゃんとした信頼も回復できるような、経営状況が回復できる見込みがあるのか、現在の状況ですよね。徳山青果さんのいわゆる経営状態がよくわかんないことには──多分部長の方ではもう把握してらっしゃるんでしょうけど、もう少し報告できるようなことがありましたら──市の方も、こういうふうに指導してやっていけば必ずこれはちゃんとやっていけるんだよという見込みがあるという、そういった今経営状況にあるわけですか、確認させてください。

◎経済部長(青木龍一君) お答えいたします。徳山青果さんの財務状況でございますけれども、今の現状は2期連続で経常赤字を計上しております。そういったことで、さっき言いました取扱高が減っているということからして、入ってくる手数料が年々減少しているという実態がございます。そういった中で、やはりこういった状況になって、必ずしもよくないということでございます。ただ、私どももやはりこれは内部的な事務改善とか、組織の改善とか、まだやるべきことはあるというふうに思っておりますし、先ほど言いました差損益金の関係でも、きちっとした手数料が取られれば、いわゆる取れるべき手数料を取っておれば、その辺も解消の一つの方策にもなるというふうに思いますし、まだまだ手だてというものはあるというふうに思っておりますので、現状ではとにかく徳山青果さんに一刻も早く信頼性の回復と経営の改善の方向性を示していただいて、ぜひ安定的な市場の運営を担っていただきたいというふうに考えております。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆4番(伴凱友議員) 市場に、ここに市職員が出られているのはちょっとうかつにも私は知らなかったんですが、2点ほどおかしいとこがありまして、条件などの遵守、遵守状況のところで、市場施設の転貸というのがありますね。改善指導中。これは改善指導中とはどういうことでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) お答えいたします。このことにつきましては、市場の附帯設備であります冷蔵庫を徳山青果さんに条例に基づき使用を許可いたしておりますけれども、その使用許可を受けた徳山青果さんが仲卸の方とかに転貸をしておられるという実態がございましたので、これは当然、条例上、市長の許可を受ければできるということにもなっておりますので、そういった手続を経ずに転貸をしているという実態が見られましたので、その辺をきちっとしていただきたいということですけれども、ただ、ただ単に直接、今実際に借りて使用しておられる方に市が直接使用するという道も当然ございます、条例に基づいて。そういった方法をどういった形でとるかというのを関係者とも協議させていただいているという意味でございます。

◆4番(伴凱友議員) 恐らくこれ冷蔵庫といっても、いわゆる建物全体が冷蔵庫になってるもんだと思うんですよね。普通冷蔵庫というと、これは市民の方は小さいのを考えると思う。要するに建物ですよね。それを貸しとるのに、条例に反して貸してるのに、職員が行ってもそのまんま許可してたということになりますし、それはこの青果市場としては差額を取ってる可能性がありますよね、市が貸してる金額と、それからお客さんに。借りとるね、今使われてる人には何の罪もないんですよ、これは。条例も知らなくて借りるんで、当たり前のことなんです。でも、それ貸したところには、それは条例に違反したという問題がありますから、改善でそれ直すのはいいんですけれども、じゃあその差額をどうするんですか、請求されるんですか、ちゃんと。答弁してください。

◎経済部長(青木龍一君) 徳山青果さんが使用料を払われて借りておられるものを転貸しているということでございますので、私どもは直接今実際に借りておられる方に使用許可を出して使用料を徴収する方法でいくべきであろうというふうに思っております。ただ、転貸ということも条例上、市長の承認を受ければできますので、そういった形もできるかもしれませんので、どちらがいいのかということと、借りられる方が関係者がたくさんいらっしゃいますので、どういった形で既得権的に貸すのがいいのか、もう少し違う形で貸すのがいいのか、その辺を検討させていただいてるということでございまして、使用料的にどうのこうのということはございません。

◆4番(伴凱友議員) わかりました。今からどうするかに関してはそれで全く問題ありません。今まで貸された差額はきちっと市の方で青果市場に、青果市場が利益上げたわけですね、これで。もともと市の財産ですから、それは市が請求されるのか、ちゃんと差額をいただくように、条例に違反した分を、それを聞いているんですが、それはどうされるんですか。

◎経済部長(青木龍一君) 私どもは徳山青果さんに貸しております、使用を許可しておりますので、その使用料は徳山青果さんからいただいております。

◆4番(伴凱友議員) では、それは条例を守らなかったことを容認するということになりますね。それはしようがないです、そうされるんですと、余りいいことじゃないと思いますけれども。
 もう一つ、職員を出してる問題なんですけれども、出されたことは別にしまして、この全体のシステムを見ますと、非常にこれ危険なんですよ。ここの一番最後に書いてある仕切りのとこでもそうなんですけど、これ実際に1,000円で売れる物をある出荷者には1,200円で買ってあげると、こちらには800円で買うと、そういうことが自由にできるシステムなんですよね。これは商取引で個人同士が、企業同士がやるのは勝手なんです。お前のとこは高う買ってやるからね、お前のとこは安うないと買わんと、それは私的な関係ですからどうやろうと自由なわけです。決していけないことではありません。しかし、こういうえこひいきがありますと、大体市場という、そういう企業というのは没落していくわけです、当然。あほくそうてやってられるかいということで、信用がなくなっていくわけです。しかし、ここの場合は市が絡んでる、しかも職員が出ている。これは、これ給料全部先方が払ってるなら別ですけれども、市が費用を出しているんなら、こういう関係が自由にできるようなことをつくってて、もしそういう問題になると、本当の商取引に関して公共が介入することになる。私はこれ出すべきではないと考えますが、どうですか。運用に関する費用ですから、出るべきでないと考えますが。

◎経済部長(青木龍一君) 少し誤解があるんだと思うんですが、職員は別に徳山青果に出向しておりません。議会でも審議していただいておりましたが、特別会計ございますけれども、卸売市場という公設、公共施設の管理をするため等のために職員として配置されているということでございますので、徳山青果に出向しているということはありません。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆23番(形岡瑛議員) 2点伺うと言った2点目でありますけど、そもそも青果市場は、あなた方が今入っておられる港町庁舎の跡にあったんですね、昔。それで、あそこの埋立地に移るときに、4市4町の全体をあそこに集めるんだと、だから、取扱量が急カーブでふえますよという前提にあれだけの規模の設備つくっとるわけです。ところが、状況が変わって、かなり落ち込んでるね。その辺のギャップという点を確認をされて、どう考えるかということですね。これコンプライアンスの問題は大事ですが、公設をした市としてはやっぱり考えなきゃいけない問題ある。その点の認識と、それから、集荷量の、取扱量の減少に伴って、数年前に、競りが原則ではあるが、いろいろな状況からやむを得ないので相対取引も認めるということになりました。それに関連して確認がとれればと思うんですが、事前仕切りの商慣行、発生ですね、これはいつごろ発生したか確認があるのか。そして、私の推測ですが、相対取引との認めることと事前仕切りという商慣行、この発生というのは相関関係があるのではないかと今思ったんですが、その辺の確認はいかがですか。

◎経済部長(青木龍一君) お答えいたします。1点目につきましては、確かに私も不勉強ながら、7月に参りまして、今議員おっしゃったような形で昭和39年に始まった公設市場というものが統合されて、今の現位置に行ったというのはお聞きしております。そうした中では、やはり今後の見通しとして取扱高が伸びるという前提であれだけの規模のものをつくったというのは聞いておりますし、認識しております。ただ、今おっしゃったように、なかなか社会経済情勢が変化いたしまして、そういったことになって、見込みどおりにはなっていないというふうに認識をいたしておりますけれども、今後どうするかにつきましては、やはり必要な規模のものはどの程度が必要な規模なのか、じゃあ必要でないものはどうしていくのかというものも含めて、少し時間をいただいて検討させていただきたいというふうに思っております。
 それから、今の商慣習につきましては、今私どもはこの3年間を調査させていただいた中でそういった結論を出したわけでございまして、商慣習についてはちょっと調査をしておりませんので、明らかなことはちょっとわかりかねますので、申しわけございませんが。

◆23番(形岡瑛議員) 今のことは関連があるんですね。集荷が、取扱量が減るから原則どおり競りをやってたんじゃ取引が成立しないから、やむを得ない──議会でも出ましたが、徳山時代に──相対取引を認めるということを、実は市場としての機能がここではもう崩れかけている実態があるわけですよね。ですから、その点もありますので、こういう事前仕切りの商慣行の発生と、そういう原則は外れるがというか、もう市場としての機能は崩れかけている事態を示すような相対取引の承認ということとの相関関係、これは今からの調査でぜひ調べていただきたいと思います。
 今部長言われたように、適正な規模というのは十分検討されて、これは私、徳山時代に、市場の規模が大きく、非常に広大であるということは指摘をしたことがあります。その点はもう一度答弁として確認をしたいんですが、よろしくお願いします。

◎経済部長(青木龍一君) 相対取引につきましては、やはり競りだけでなく、そういった取引実態というのは適法でありますし、実態的にもやはりそういった情勢の中で、いろんな情勢の中で発生してきておりますので、私どももそれ自体について改善するということは考えておりません。ただ、今申し上げましたような、これにつきましても、差損益が出ないような形で条例にのっとったやり方をやっていただきたいということでございます。
 それと、市場の規模につきましては、少し時間をいただいて、今後の見込み、見通しも含めて諮る中で、どういった規模にするのか、あるいはどういった規模にするとしたら、じゃあ余剰地をどうするのかというようないろんな問題が出てくると思いますので、その辺はもう少し時間をいただきたいというふうに思います。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆5番(炭村信義議員) 先ほど伴議員の質問の中でちょっとわからないところができましたので質問させていただきますが、冷蔵庫──冷蔵庫というか、大きな建物でしょうけど、これを本来なら徳山青果が借りられているのを市長に許可なくほかの人に貸された。これは全体を貸されたんですか、それとも、それらの中の一部を貸されたのか。もし全体を貸されたにしても、一部を貸されたにしても、市との契約との金額との差額があるのかないのか、そういう調査もされたのかどうかということをまず一つ。
 それと、相対取引ちゅうんですかね、最後に4ページに書いてあるような取引の方法で、私もなかなかこういう取引というの想定が頭の中でできませんので、申しわけないんですが。どこかの特定な何かの形で、親しい業者さんは非常にもうけておると、ある業者さんは損をしておる、そういう実態があるのかないのか。そういうとこまで調査をされているのかないのかというもんを含めて、そういう公設市場でありながら私的感情で物事が動いてしまったというようなことがあるのかないのかということ。
 それと、3点目に、これによって行政として何らかの負債を請け負わにゃいけんところが出てくるのか出てこないのか。行政として信用を失ったことは確かですから、これは大きな負債ですが、実際に金銭的な面で何らかの負債あるいは補償、そうしたものが出てくるのか出てこないのか。その3点について。

◎経済部長(青木龍一君) 冷蔵庫の件でございますけれども、これは一部でございます。徳山青果さんに貸したその一部を9つの業者さんに借りているということでございます。料金につきましては、私どもは徳山青果さんからすべての冷蔵庫についての使用料をいただいております。その中で一部分を貸されているということで、その面積案分で徳山青果さんが転貸されているというふうに検査の結果はなっております。
 それから、相対取引につきましては、これはあくまで買い付け販売、販売には買い付け販売と委託販売、大きく分けて2つございます。買い付け販売は、いわゆる荷主の方から買い上げられて、それを幾らで売ろうかというのは、それはもう自由でございます。委託販売につきましては、出荷者さんからあくまで委託を受けて、生産物の所有権は徳山青果さんには移りませんで、生産者から買い受け人に移ると、お金が買い受け人から出荷者に移るということでございますけれども、その委託販売のやり方として、競りと相対があるというふうに御認識をいただいたらというふうに思いますので、私的にどうのこうのということについては、私どもではちょっと関知しておりません。
 それから、負債につきましては、行政はそういった具体的な金額の負債というのは負うことはございません。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆6番(高松勇雄議員) 徳山青果さんの部分に関して今一連の部長の答弁は、コンプライアンスの部分と、あと市場管理の部分には責任が持てるが、あとは徳山青果のことだというようにもとれる発言が続いたと思うんですけれども、例えばこの2年取扱量減っていると。実際に下松にある大手スーパー、Sというとこですけれども、あそこができるときにこの市場を通させてくれという話があったわけなんですよね。ところが、断ってるんですよ。断って、結局、今そこにはどこから持ってきてるかというと、九州から直接持ってきてるわけですよ。こういう現実があって、またKYCにはロックタウンが出てくる中で、やはり営業部分に関してはもう積極的に関与していかないと、赤字が出て、公設の市場に赤字が出ているという部分というのはいかがなものかと思いますが。その辺について、ただ単にコンプライアンスの部分だけ私たちは見ていればいいんだという考え方については、積極的に市としてもそういう部分を推進していくというか、営業指導していくという部分が必要と思うんですけども、いかがでしょうか。

◎経済部長(青木龍一君) おっしゃることはよくわかります。ただ単に私どもも条例遵守だけで、経営の安定ということも市場が求められる一つの大変大きな要素でございますので、その辺の包括的な責務というのはあろうと思います。ただ、個々具体的にあそことどうとかこうとかいうのはなかなか関与はしづらいんじゃないかというふうに今は思っております。当然、徳山青果さんが経営体として、企業として安定した経営をしていくことが市民のためになるというふうに思っておりますので、その辺についても具体的にはちょっと、今例を出されたような形でなるかどうかわかりませんけれども、やはり経営改善をする、いわゆるもっと合理化できるようなこととか、内部的な合理化ができることとか、省力化ができることとかも含めて、もう少し関与すべきであるというふうには基本的には思っておりますけども、具体的にはちょっとまだもう少し時間をいただいて、検討させていただきたいと思います。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆13番(中津井求議員) 2点ほどあるんですが、徳山青果の事例ですが、他の青果場も同じことをしてたかどうかというのと、もう一つ、地元の出荷者の方に対して、これは徳山青果の事例がここに載っておりますけど、適用されたかどうか。もしこれを、地元の人の出荷した物に対して、こういう仕切り値支払いということは成り立たないと思うんですが、その辺のところを教えてください。

◎経済部長(青木龍一君) 他の卸売市場の件につきましては、私ども今回市としては検査はいたしておりませんので、承知しておりません。ただ、新聞報道等で知り得ることは、新聞報道のみでの情報としては持っておりますけれども、私どもが検査権もちろんございませんので、そういった他場へのそういったことはやっておりません。
 それから、地元の出荷者へということでございましたが、私どもは今回は条例に基づきまして、卸売業者に対する検査を条例58条に基づいてやりましたが、他の出荷者への検査というのは今予定はしておりませんし、今の2カ月後に出てくる改善措置、計画というものを待って、そのような対応を決めたいというふうに思います。
○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。

◆25番(兼重元議員) やっと出てきたかというとこでありますが、6月議会でこの問題については市長にきちっと申し上げておりました。明らかな行政の不作為の責任はあるということでありました。その不作為の責任に基づき今回の調査というふうに私は理解しております。少なくとも4月、県、市、いわゆる情報提供とか、あるいは新聞報道とか、そういうレベルでの調査ではなかった、その時点ではまだ全く動いていなかったと、このように理解しておりますが。
 これはいいとして、私は、問題はどこが悪い、ええとかいうんじゃなくて、公設市場、これの開設の目的、これは6月議会で確認したとおりであります。この目的に立って、公設市場はいかにあるべきかということでありました。ですから、今回、細々としたいわゆる指し値、仕切り、こういった問題についても私は大体のところは掌握しておりました。しかし、6月議会ではあえてこのことは、この場では公表を控えたわけであります。しかし、今回こうして出されてみましたら、どうもまだ報告が十分でありませんね。要するに、市の不作為責任はどこまでに及ぶのかということでありまして、公設市場をどう健全化させるかというところの決意なりとか考え方なりが全くうかがえない。そういうことであります、それが1点。
 それから、なぜこのような問題が発生したのか、長年の商い慣行とかいうのもありますけども、しかし、実際には平成12年前後からずっともう取扱高は暫減傾向にあるわけですよ。これはもう数値を私示しましたけども、こうした実態がなぜ市側に把握できてないかということでありますね。こうしたことも大いに責任の一端をやっぱりかるわにゃいかんのですよ。だから、この辺はどう掌握しとったかですよ、前任者も含めて、市側の責任は逃れられんですよ。その点についての報告もない。これについてどうか。
 それから、今言われましたように、仕切り値、競り値と仕切り値、こうしたいわゆる指し値の委託があるんだと、このようにおっしゃってましたが、それは事実ですか、どこで確認されたか。多分この原票を見られたんでしょうが、これをもとにして数字の突き合わせをして、そういった問題があるんだと、こういうふうにして、後からつけた、理由をね、多分そうじゃと思う。仕切りといえば、いわゆる市場というのは、売った買うたでもって市場の価格は決定されるわけですよ。それが卸売市場の本来の役目でもあるし、それが本来の姿。それが、最初からもう値段が決めてあって、そうして、それが市場価格でございますよというやり方ていうのは市場の体をなしてないんですね。おわかりだと思うんです。本来あり得ない。出荷者もそのようなことは言うはずはない。明らかに法を逸脱した行為だから。市場法にはそのようには書いてないんだから。だから、コンプライアンスのレベルじゃないです。なぜそういう状況に今なったのかということの原因がここには何ら示されておりませんね。そして、周南の卸売市場、そこに荷主がいわゆるそちらへ持っていったんでは商品が反騰しない、いい値段で売買ができないと。いわゆる荷主側の嫌疑感、これが大きく影響してるんじゃないかと。それがどっから起こったのか、この辺のところについて言及がされていない。
 それから、相対取引ちゅう言葉が出ましたが、これは明確に特別な取引の方法でありますね、これは、条例を見ますと。当然市長は認めると、こう書いてある。認めるためにはそれなりの事前に届け出があるはずです。現状はいかなり、全くそれは有名無実、条例がね。そうなっているんじゃないですかということで確認をさせていただきます。
 それから、中津井議員の追加でありますが、この報告書の4ページに図があります、フローが。ここに出荷者A、Bとありますが、出荷者Cはどこ行きますか、出荷者のCは。いわゆる仕切り値でも卸売業者と交渉でき得る人たちと、せっせせっせと少ない野菜をつくって市場へ出した人たち、これがCでしょ。出荷者Cはどういう状況に置かれたんでしょうかね。これは市側が調査した中で明らかになっておりませんが、この原票を見ますと、日時、氏名はきちっと書いてありますよ。そういったところも含めてきちっとチェックをして、そして改善を勧告するというのが本来じゃないでしょうか。信用回復というのはそういうとこでしょ。地主あっての市場だと思ってるんですよね。今や市場環境が変化してますよ。少なくとも周南市民は、胃袋の問題については恐らく市場を通さなくても幾らでも手に入る実態があります。そういった中で卸売市場の置かれちょる現状ちゅうのは非常に厳しいちゅうことはよくわかっております。そういった社会的な要因も免れないと思いますが、しかし、それと相まって、経営の体質ですよ。経営に踏み込んでありますけども、非常に微妙なことが、書き方がしてあります。先ほどありました、必ずしも良好な状況にはないと、市長からこれ確認させていただきますよ。市長、必ずしも良好な状況にないというのはどういう状況なのか、もう一度確認せにゃいけませんね。これによって、市長の答弁次第によっては大きく信用不安が起こるかもしれない。あるいは、市長の答弁次第によっては信用の回復につながるかもしれない。そのことを私は心得て、開設責任者である市長がしっかりとした経営の実態についていかに掌握されておるか、開設責任者としてこれからどう市長は取り組んでいかれるのか、この辺の決意なりが私はここできちっと確認できると思うんですね。そのあたりお願いします。

◎経済部長(青木龍一君) お答えいたします。たくさんありましたんで、漏れとったらまたお願いいたします。市場の健全化への取り組みということにつきましては、議員御承知のとおり、先ほど来言ってますように、取扱高は非常に減少してきているという中ではありますけれども、やはり市場のまだ持つ意義というのは一定の役割を果たさなきゃいけないというふうに思っておりますので、その意味で市場開設者として、今後とも卸売業者さんあるいは市場関係者さんと一体となって、その辺をきちんとただしながら経営を適正化しながらやっていきたいというふうに思っておりますけれども、実際の経営の健全化につきましては、やはり今後2カ月以内に出る経営健全化計画並びにそれを受けてのやはりもう少し具体的なものも、それにすべて網羅されるかどうかというのはちょっと疑問がございますので、それをまたさらに深めるような形での経営健全化に向けた取り組みというのを、市も、さっきおっしゃったように、指導、関与しながら取り組んでいかなきゃいけないというふうに思っておりますけれども、徳山青果さんにおかれても、やはり意識改革をされて、今後は役職員一丸となって取り組んでいくという強い決意を持っておられますので、私どもとしてはその辺をバックアップしていきたいというふうに思っておりますし、それができるというふうに私は今考えております。
 それから、商慣習につきましては、一定のそういった商慣習が出てきたのはいろんな社会的背景があると思います。やはり荷主側と、あるいは買い受け人側との間に挟まれた卸売業者のいわゆる立場というか、その力関係というものがやっぱり背景にはあるんではないかというふうに思います。そうした中でこういった商慣習もできてきたというふうに──その背景にはあるんじゃないかというふうには思います。
 それから、出荷者Cという──私どもこれを書いておりますのは、増し仕切りと減仕切りがありますけれども、当然、適正な仕切りというか、競りもあるわけでございます。そういった意味で、適正な競りのほかに、結果的に差損と差益が出るような仕切り、競りが行われていたりというのをわかりやすく書くために書いておるというところでございます。ちょっと一応それでお願いします。

◎市長(島津幸男君) 議員の皆さんから非常にありがたいたくさんの御指摘と改善点いただきまして、ありがとうございました。まだまだ足らないということはよくわかっとるんです。ただ、私が着任して、これはやはり重大な問題だと。だから、まず今回どうしても出したいという気持ちで、県とも話しましたけど、まだまだ中途半端でございます。おっしゃるように、まだ改善策も含め、それから先生方おっしゃった長期的な市場のあり方を含め、いわゆるしっかりした回答になってないのはよくわかってるんです。まず第1回目の答案ということでお許しいただきたいと。必ず9月に向かってまたこれ出します。皆様にも必ず事前に御報告します。
 それで、先ほど兼重議員がおっしゃったように、実はどんな大きな会社、日本の超一流企業も一夜でつぶれます。それは何かというと、1つはまさにコンプライアンス、1つは市場関係者が一気にこれで離れていく。2つ目は、そんなとこからの野菜なんか危なくて買えないぞという、消費者が離れていく。本当に一夜でつぶれますね、どんなに大きな企業でも。しかも、たかだか数十億円の売り上げの徳山青果、決して現状においても強い立場にありません、実は。したがって、私も今般、私の名前で、周南市長島津幸男の名前で各荷主さん等に対してお願いしてあります、文書で。いわゆるただすべきことはきっちりただしますと。ただ、ぜひともこの徳山青果を今後ともよろしくお願いしますと、これについては行政の責任者であります私ども含めまして、行政としても各種バックアップしますから、どうぞよろしくお願いしますと。同時に、徳山青果に関係する各種組合等につきましても、今回の件、非常に重大に受けとめておりまして、早速、内々の行政と一緒になって徳山青果をきちっとするといういわゆる会議を立ち上げております。したがって、その辺もまた皆様にもきちっと御報告申し上げてますので、ひとつ今後ともよろしく御賢察並びにいい意味での御指導をよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。ありがとうございました。
◆25番(兼重元議員) 市長のその言葉で大方一気に理解をされたんじゃなかろうかなと、私はそう思うが、ほかの人はどうかわかりませんがね。ただ、開設責任者としてそういうふうに並々ならぬ決意、これが功を奏せば非常によかろうかと思うんですね。そこで、市側としては応分の指導ということでありますね、当然指導介入する。そうなると、最終的には財政支出増にまで及ぶんじゃなかろうかと。これが許されることかどうかということも、相当やっぱり慎重に取り扱わにゃいけません。その件についてですね。
 それから、当然もう、私素人なりに卸業者の経営実態を見ましたが、数字は上げませんが、素人目にももう危機的な状況にある。ここに信用不安がもしも起こるとすればということであります。現在では宇部の大同青果というのがありますね。これは相当な資本力持っておりますよ。ここは当然、仕切りのいわゆる差益について、益については戻すというふうに今決議をとっておりますね、そうしたことも。ここでは差損益というのが出ておりますが、益についてはどうされるのかということですね。こうした問題もやっぱりきちっと指導の項目に入れとかにゃいけません。荷主側の信用回復のためにはそうなんですよ。おれの荷物が勝手に値段をつけられて、適当に持っていかれたと、社会保険庁の問題レベルとはちょっと違いますけども、似たようなところ、そういったところ、この辺をどういうふうにしておくかということですね。
 それから、先ほど今、経営改善の会議か、立ち上げたとおっしゃいますが、どのようなメンバーでもって、一体いついつまでにと、どういった項目でやられるのか、具体的にそのスケジュールと組織体のこれからの取り組みの内容についてちょっと説明してください。

◎市長(島津幸男君) お答えします。財政支出につきましては、私どもは基本的に現徳山青果の中で頑張ってもらうと、そのためのまず改善を第一だと思ってます。したがって、今財政支出を基本的に私どもはするつもりはありません。ただ、おっしゃるように、非常に危機的状況であるのもまた事実ですけども、この辺は実は今回のいわゆる再建会議の中にメーンバンクもきっちり入っていただいております。しかも、トップは、名前言うと失礼だから言わないけども、メーンバンクのトップの方とも直接お話して、しっかりしたファイナンス面での対応をしましょうという一言もいただいてますし、また、具体的な経営問題については、なかなか市のサイドでも直接わかる人が余りいないという実態が今までありました。貸借対照表、PLも含めて、そういうことがありまして、お金を出してるところが、実は、もう我々も出してるわけですけど、もっと出してるとこあるわけですね、メーンバンクで。その辺がきっちり体制つくって入れますと、またそれも検査今していただいてますから、そういう中で、さらなる、現状をもう一度再チェックしますけど、さらにこれからの改善計画をきちっと立ち上げていこうということで今動き出したところでございます。
 したがって、メーンバンク、私ども行政、それから徳山青果並びにその周辺の組合入れて、メンバーそういう状況で今スタートしております。したがって、9月に向けてある程度の改善計画が出せれば何とか出したいと。これは早く出さないと、またもたないのも事実なんですね。おっしゃるようにかなり厳しい状況であります。ただ、今の段階で即バンクラプトということでもないようなことが、財政支援を含めて、現状では大丈夫ということで頑張りたいと思っております。ただ、先ほどお話しましたように、企業、市場というのは一夜でつぶれます。まさに風説の流布、もしくは風評によって一気に、いわゆる一番の大切な荷が入ってこなければ終わりなんですから。そういうことで、それがないようにするという短期的な対処も今スタートしております。そういうことでやることが山のようにあるんですけども、まずは一番大切な市民の皆様に対して、できるだけこういう改善計画を出します、不安を与えない数字等も開示したいと思っておりますので、いましばらくお時間を賜りたいと思っております。以上です。

○議長(古谷幸男議員) 市長、ただいまが9月の定例会でございます。

◎市長(島津幸男君) 次回の定例会ということにしてください、お願いします。ありがとうございました。

◆25番(兼重元議員) わかりました。それでは、最終的に確認しときますが、こうした不適切な事態が発生しないために再発防止するとあります。市側の責任は先ほどお認めになったとおり、私の指摘したとおりですから、従前の体制や体質では当然改善はできない。さて、今、公設市場を管理しておりますが、開設者としての管理をしておりますが、コンプライアンスといって条例の遵守をしていただきたいとか言ってますけど、どこに問題があったかということもよくわかっておられると思うんです。さあこれを適切に業者側にもそれなりに守っていただく、また、守らせる、開設者としての権限ですね。こうしたことをどういう形で具体的にしておくか。従前の組織のまんまじゃ非常に難しいような気がします。もう認識を改めなさいよて、改められるんかもしらんけど、そのぐらいのレベルじゃないと思うんですね、何十年て通じ合っとんじゃから。前任者はもうそれこそ食い逃げしちゃった。言っちゃあいけんけども、そういうことですよ。市長、大変な御苦労でございますよ、本当ね。部長も気の毒だと思ってますよ。しかし、しょうがない、行政の継続だから。ですから、さあ、火の粉は払わにゃいかんのだから、どんな組織にします、これから、この公設市場については。当然、今経済部に所管になっておりますけど、2人ほど職員置いといて、それで事が足りるのかどうかと。はっきり言って、業務が大き過ぎるんじゃないかと、人数の割にはとか。あるいは、業務の内容についてもしっかり見直しをかけにゃいかん。青果だけにとどまらず、鮮魚もありますが、含めて公設市場、きちっとこうして、公設市場としての目的を果たせるように、機能するように、そのためには市側の責任は大きいものだと思っておりますから、それについてはいかがされるのか、確認させてください。

◎市長(島津幸男君) おっしゃるように、現職であります私並びに青木部長だけでは実は対応できない。かなりの多くの深いとこ我々もわかっております。したがって、今回は青木部長だけではなくて、市の関係部長も入って、実は作業を進めておりますが、それでもこの程度しか出てこない。だから、おっしゃるように、もう一度今度は私どもの行政の弱いところ、例えば財務体質について手を突っ込むというのは、やはりメーンバンクと一緒になってやろうという意識合わせができておりますね。だから、少し輪を広げて、もっと言えば、ストレートにいわゆるアライアンスといいますか、マトリックス型の関係の人をもう呼び集めて、数人、もう専属してやるということも考えなきゃいけないかわかんない。今回一応ここまで出たもんですから、この後の対応について少しお時間をいただきたい。私の方からきちっとした対応ができるようにやりたいと思います。考えております。既に外部とはスタートしておりますから。だから、ただそれだけでもちょっと無理なような気がするんですね。要は市側のきちっとしたこれからの、行政指導という言葉がいいのか悪いのか含めて。
 それから、もう一つは、公設市場の、先生方おっしゃるように、今後の中長期の戦略という言葉がいいかどうかわかりませんけど、これがきちっと立たないままに、例えばメーンバンクも含めて、これから何千万円のお金を入れる入れないの話含めまして、やはりこれは我々だけではなくて、一緒になって戦略も立てなきゃいけないだろう。ただ一義的な責任は私どもにあると思っておりますので、その辺は御理解賜りたいと思っております。中長期の戦略は、食生活に関して、いわゆる青果だけではなくて、いろんなほかの分野には実はありますんで、そういうのも含めて、安心安全な食生活のもとをこの周南エリアにおいて、今非常に市場の状況も変化しておりますが、そういう中できちっとした数字に基づいた戦略をお示ししたいと思っておりますので、いましばらくお時間を賜りたいと思っております。以上です。

○議長(古谷幸男議員) ほかに質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(古谷幸男議員) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。
 以上で行政報告を終了いたします。
──────────────────────────────
○議長(古谷幸男議員) ここで暫時休憩いたします。次の会議は11時20分から再開いたします。
   午前11時10分休憩 
──────────────────────────────
   午前11時20分再開 

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