2007年04月27日

農水産事務次官記者会見

農林水産省の記者会見
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/index.html

 農水事務次官の記者会見で2度ほどこの件について触れている。

小林農林水産事務次官記者会見
平成19年3月15日(木)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/jimujikan/070315jimujikan.htm
Q: 山口県の卸売会社が仕切帳を改ざんしていたという問題がありますけれども、それに対しての次官の受け止めと、今後の対応を教えていただければと思います。
A: 既にご承知のとおり、中央卸売市場の卸売業者に対する私どもの定期検査の中で、宇部市の中央卸売市場の中での宇部大同青果による不正な仕切、あるいは請求といったものが発見されました。
この検査結果を受けまして、農林水産省としては卸売業者に対しましては直ちにこういった行為を中止させるということと、それから責任の所在の明確化と再発防止の徹底、それから出荷者あるいは買受人に対する未払金や過大請求の有無の調査、それとこれらの者からの請求に応じた支払いを行うことも求めまして。それから、開設者としての宇部市に対しましては、これらの行為が中央卸売市場業務条例違反に当たるわけでありまして、こういったことから当該卸売業者に対する条例に基づく厳正な対処を求める、こういったような指導をすでに行っているところであります。
こういった事案の再発防止、それから取引の一層の適正化ということが大事でありますので、そういう観点から、今、申し上げました指導に加えまして、全国の開設者等に対しまして仕切事務の一斉点検等を指導しているところであります。
いずれにしましても、この卸売市場の目的機能、その中での円滑な取引、それから信頼といったものが確保されるように対応していかなくてはいけないと思っております。
Q: 問題が発生した卸売会社には、これ以上の是正措置みたいなものはとられるのでしょうか。
A: 一つは、まず開設者であります宇部市として、条例違反ということになりますので、どういう対応をされるかというのは宇部市としての対応ですけれども、それが一つあろうかと思っております。
それから、私どもとしても、今、申し上げましたこの不正な仕切等の中止とか再発防止策、こういうところを指導しているところでありまして、今後、卸売業者に対するこういった指導内容の履行状況の精査ということも必要でしょうし、今後改善などが図られていないというような判断がなされる場合には卸売市場法に基づく業務改善命令といったような対応もあります。これは改善が図られていないときに判断する場合でありますけれども、そういった監督措置ということも考えられるわけであります。


平成19年3月22日(木)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/jimujikan/070322jimujikan.htm
Q: 同じ山口の話なんですけれども、今度は青果の話です。宇部中央卸売市場で、仕切り書改ざんの問題が発生して、これが会社でソフトまで開発するという組織ぐるみの対応ではないかということが言われておりますけれども、その点農水省としてはどのように今後対応するのでしょうか。
A: 先般、お話したことがありますけれども、私どもの検査が入りまして不正な仕切りが確認されたということで、卸売業者の方でも精査、確認をさせているわけでありますが、この中で平成17年4月から検査直前の18年8月までの17か月間にそういった不正な仕切りなどの問題が出てきたということでありまして。
こういった多数の不正な仕切りや請求ということが、広範な取引関係者に対して行われているということであります。そういう意味で私どもは本件については組織的な関与があったものと認識してしてきたところでありまして、いずれにしましても、こういった行為は宇部市の中央卸売市場業務条例違反に当たる事柄でありまして、それで農林水産省としましては宇部市の方に対しまして、当該卸売業者に対する条例に基づく厳正な対処をまず求めるということが一つでありますし、それから卸売業者に対します業務の改善等の指導を徹底していくと。
改善が図られていないと判断される場合には、また卸売市場法に基づく業務改善命令等の厳しい勧告処分といったいろいろな手順があるところでして、そういった今後の事実、あるいはそういった宇部市の状況を見ながら私どもとしても的確に対応していく必要があると考えております。


 要約すると
「まず開設者である宇部市の出方、宇部大同青果の様子を見る」
ということで、
その後も強くて勧告処分といったところで落ち着きそうな雰囲気だ。

 一説によると卸売市場での改ざんは珍しいことではなく、
多くの現場で横行しており、
宇部の事件が発覚したのもたまたまだという。
農水省も業界も現場もそれほど深くは考えていないのだろう。
もしかしたらたいした問題ではないのかもしれない。

 ただ何も処分が無いようでは今後の業界の是正は難しく、
農水省が真剣に改善を求めるのであれば
形だけでも何らかの処分を下すべきではないだろうか。

 それよりも開設者である宇部市が今回の件において
何も発表していないことの方が問題のような気もする。

2007年04月25日

農家の話が聞きたい

 宇部大同青果のニュースがどうも一段落したようだ。
各紙記事をみたが、宇部大同青果株式会社社長、
宇部市場長への取材はあるものの、
肝心の生産者へインタビューがない。

 卸売業者だけでなく、
生産者や仲卸業者、税金を納めていると言う立場においては
市民も当事者であるのだから、
もう少し綿密でわかりやすい取材・報道を心がけてほしいものだ。

2007年04月15日

県知事記者会見では

 3月23日に県知事の定例記者会見が行われたが、
今回の事件については一切触れられなかったようだ。

 専門性が高いためか、あるいは話題性が高くないためか、
記者からの質問もなかったようだ。

 その後、県からも宇部市からもプレスリリースが見当たらない。
このまま、うやむやにされてしまうのだろうか?

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-kaiken/3tijip00.htm

2007年04月01日

農経新聞が3月26日号で報じる

農経新聞社 http://www.nokei.jp/news/

宇部大同青果 4千以上の不正改ざん〜農水省が是正指導
 同社(宇部大同青果)は、「当社としてはプラスマイナスゼロだった」としているという。つまり、出荷者への増し仕切りや買参人への値引きも自腹を切る≠アとなく、他の取引先への仕切りや請求で帳尻を合わせていた可能性が高い。
(農経新聞社ホームページより一部記事抜粋)